Lactoferrin / ラクトフェリン
ラクトフェリンとは
乳に存在し、1分子当たり2個の鉄分子と結合する鉄結合性の糖タンパク質です。1939年にデンマークの科学者によって発見されました。ラクト=「ミルク」、フェリン=「鉄と結合」という意味を持ち、鉄と結合しやすく、赤みがかった色をしているため、“レッドプロテイン”とも呼ばれていました。
人の母乳、特に出産後数日の間に多く分泌される初乳に最も多く含まれていることから、赤ちゃんの健康維持に必要な成分であると考えられています。
・人の初乳(出産後5日目ごろまでの母乳)・・・100ml/約600mg
・人の常乳(出産後3週間以降の母乳)・・・100ml/約200mg
ラクトフェリンに期待される健康効果
これまで世界各国での研究により、ラクトフェリンのさまざまな生理機能が明らかにされていて、生体防御に重要な役割を果たす物質として注目されています。その他、ビフィズス菌の増殖、鉄結合能と関連する鉄吸収調節、抗炎症作用、脂質代謝改善作用などの健康を維持・増進する作用が知られています。
〇免疫力を高める
〇抗菌・抗ウイルス活性
〇腸内環境を整える効果
〇貧血を予防する効果
製品情報
製品名:ラクトフェリン
出荷単位:5kg
製品規格 | |
性状 | サーモンピンク |
タンパク含有率 | 95%以上 |
ラクトフェリン(タンパク中) | 90%以上 |
水分 | 5%以下 |
灰分 | 2%以下 |
重金属(鉛として) | 20ppm以下 |
一般生菌数 | 3,000個/g以下 |
カビ・酵母 | 100個/g以下 |
大腸菌群 | 陰性 |
サルモネラ | 陰性 |